「ルパン三世 東方見聞録 〜アナザーページ〜」が、１１月２日の
金曜ロードショーで放送されます。
このアニメは昨年、テレビアニメ化４０周年を記念して創られたものです。
声優陣も、４０周年にふさわしく、ルパンの世界観にピッタリの新しい人達が
加わっています。
銭形警部に山寺宏一さん、石川五エ門に浪川大輔さん、峰不二子に沢城みゆきさん
です。
その他の声優は、ルパンは栗田貫一さん、次元大介は小林清志さん、
は変りません。
それ以外の声優は、ベルナルド・ビラールは石井康嗣さん、
リサ・アルジェントは井上麻里奈さん、住職は永井一郎さん、
博美は朴璐美さん、留美は寺崎裕香さん、亜美は徳井青空さん、
テオ・アルジェントは中村正さん、クラウディオ・ベラルディは土田大さん、
包龍は宮澤正さん です。
気になるあらすじを紹介します。
イタリア・ジェノバ。サン・ジョルジョ宮殿で１人の老教授が何者かによって
殺害されました。
その現場に居合わせたのは、ルパン三世（栗田貫一）。
そこで発見されたある石板を追って宮殿に潜り込んでいたのです。
狙い通り、老教授・テオ（中村正）を殺害したと思われる男達から石板を
奪い取ったルパンでしたが、逃走に失敗します。
絶体絶命のピンチかと思われた瞬間、突然石板が光を放ち、ルパンを追っていた
男達が松明のように燃え始めました。
あ然とするルパンの前で、追っ手の男たちのリーダーが石板とともに姿を消しました。
その男・ベルナルド（石井康嗣）が奪った石板は、マルコ・ポーロの「東方見聞録」の
“アナザーページ”と呼ばれる幻の１ページです。
殺されたテオの日記によると、そこにはマルコ・ポーロの隠し財産を示すヒントが
書かれているらしいのです。
次元（小林清志）とともにそれを取り返そうと策略を巡らせるルパンですが、彼は
テオ殺害の容疑で手配されていました。
ルパンがケチな殺人などするはずがないと信じる銭形（山寺宏一）は、テオの孫娘・リサ（
井上麻里奈）に事情を聞きに行きますが、そこにリサを狙う何者かが攻撃を
仕掛けてきます。
偶然リサを助けることになった次元とルパンは、咄嗟にICPOの刑事のフリをして
リサの信頼を獲得します。
一度は逃げ切ったものの、ベルナルドと組んだ不二子（沢城みゆき）に出しぬかれ
リサを連れ去られてしまいました。
リサが連れていかれたのは、ベルナルドが待つ“ロンバルド重工”の工場です。
そこは表向きは普通の工場を装った、巨大な兵器工場でした。
不二子の目をくらませて工場に忍び込んだルパンは、石板とリサ、そしてロンバルド
重工にとって最も重要なあるデータを盗み出すことに成功します。
そしてそのまま中国・北京に向かうことになります。
同じ頃。五エ門（浪川大輔）は、ある寺に籠って修業を続けていました。
自らの生き方と斬鉄剣の使い方に深い疑問を抱き、刀を捨てて生きるべきかどうか
見極めようとしていたのです。
その寺に住んでいるのはつかみどころのない性格の住職（永井一郎）と三人の孫娘。
彼らは寺に伝わるある物を守るという使命のもとに生きていました。
五エ門は三姉妹の妹たちから何度もイタズラを仕掛けられるうちに、長女で
しっかり者の博美（朴璐美）といつの間にか心を通わせるようになっていきます。
北京に到着したルパンのターゲットは、中華マフィア・包龍（宮澤正）。
刑務所で服役中の包龍を奇策をもって脱獄させたルパンは、彼が経営するカジノへ
向かいます。
そこで包龍は２つの真実をルパンに告げます。
ベルナルドの真の目的はマルコ・ポーロの宝ではなく、中立国であるタリア共和国
に武器を売りつけることであること。
そして、マルコ・ポーロとモンゴルのフビライ・ハンの意外な関係…。
お宝が眠っている場所が閃いたルパンでしたが、その頃には既にベルナルドによって
カジノが完全に包囲されていました。
一方、博美達の身のこなしが只者ではないと見抜いた五エ門は、衝撃の事実に
直面していました。
果たしてすべての事件の果てに待っている真実とは何なのでしょうか?
ばらばらに存在している伝説のピースが１つになり、すべての謎が解けていきます。
今回のアクションシーンも迫力満点で、次元役の小林清志さんは、
「家族でリラックスしてみてもらえるルパンになった。」と自信を持って言う程の
ルパン史に残る名作となっています。
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